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韓国の美容医療で困ったら:通訳と相談窓口の使い分け(2026年10月時点)

韓国で医療について日本語で相談できる公的な窓口には、KHIDIのメディカルコリア情報センター(英語・中国語・日本語・ロシア語に対応)と、韓国観光公社の1330(旅行ヘルプライン)があります。施術後の医療事故の調停は、韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)が担当します。連絡先や受付時間は変わることがあるため、使う前に公式サイトで確認してください。

このページは情報提供で、医療上の助言ではありません。命にかかわる緊急時は、韓国の緊急通報番号119に連絡します。

窓口の早見表

窓口できること連絡先と時間
1330(韓国観光公社)観光情報、観光通訳、苦情の受付韓国内は1330、海外からは+82-2-1330。電話、オンライン通話、メッセンジャーアプリのチャット。対応言語と時間は公式ページに記載なし
メディカルコリア情報センター(KHIDI)医療に関する相談と情報、医療機関探し、予約の支援、苦情と紛争の相談、K-mediへの引き継ぎの支援、違法ブローカーの通報電話+82-2-1577-7129、毎日9:00〜18:00(韓国時間)。ソウル駅と仁川空港第1ターミナルにデスクあり
韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)医療事故の調停と仲裁。無料相談あり1670-2545(海外からは+82-2-1670-2545)、平日9:00〜18:00

1330(韓国観光公社)

1330は、韓国観光公社(KTO)の電話とリアルタイムチャットのサービスです。韓国内では1330、海外からは+82-2-1330にかけます。オンラインの音声通話と、メッセンジャーアプリのチャットも使えます。観光情報の案内、観光通訳、苦情の受付を行います。

KTOは、命にかかわらない緊急の場面(交通の問い合わせや通訳など)では、1330に電話するよう案内しています。

対応言語と受付時間は、公式ページに書かれていません。二次情報では、日本語を含む主要な言語に24時間対応とされていますが、確認できていません。医療そのものの相談は、次のメディカルコリア情報センターのほうが専門です。

メディカルコリア情報センター(KHIDI)

メディカルコリア情報センターは、KHIDI(韓国保健産業振興院)が保健福祉部のために運営しています。

  • 言語:医療に関する相談と情報を、英語、中国語、日本語、ロシア語で提供すると案内しています。デスクごとの言語の表記は少し違い、ソウル駅は英語・中国語・日本語・韓国語、仁川空港第1ターミナルはロシア語も含みます。日本語はどの表記にも含まれています。
  • 電話:+82-2-1577-7129、毎日9:00〜18:00(韓国時間)。
  • ソウル駅のデスク:地下2階(空港鉄道)、毎日9:00〜18:00。
  • 仁川空港第1ターミナルのデスク:1階7番ゲート、毎日9:00〜21:00、+82-32-743-3506・3507。
  • 内容:外国人患者の医療機関探しと診療予約の支援のほか、医療に関する苦情・紛争の相談、K-mediへの引き継ぎの支援、違法ブローカーの通報も受け付けています。

窓口の場所、電話番号、時間は変わることがあります。出発前にKHIDIの公式ページで確認してください。

クリニックの通訳:法律で決まっていることと、決まっていないこと

外国人患者を受け入れたいクリニックは、市・道の長に登録します。法律は、登録の要件を次のように定めています。

  • 受け入れる診療科ごとに、専門医が1名以上いること。
  • 医療事故賠償責任保険、または医療賠償共済組合に加入していること。

この法律は、登録の要件に通訳者を挙げていません。施行令や施行規則に人員の要件があるかどうかは、このページでは確認していません。そのため、「日本語対応」と書かれていても、通訳者の資格や配置が法律で決まっているわけではありません。当ディレクトリの日本語対応の一覧も、クリニック自身の案内に基づく表示です。

一方、保健福祉部は、医療通訳の養成と、医療通訳能力検定を行うことができます。

登録した医療機関は、外国人患者に対して、次のことを行う必要があります。

  • 患者の権利を外国語で掲示し、印刷物を院内に備える。
  • 診断、治療方法、起こりうる副作用を、別の書面で渡す。
  • 見積もり料金を載せた治療契約書(保健福祉部の様式)を渡す。
  • 医療事故が起きたときの紛争解決の手続きを、書面で知らせる。
  • 登録証を、誰でも見える場所に掲示する。登録の有効期間は3年で、更新が必要です。

登録した医療機関と仲介業者は、保健福祉部が定めた率を超える手数料を求めたり、虚偽の情報を伝えたりしてはいけません。

施術後のトラブル:韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)

K-mediは、医療事故による損害の調停と仲裁を行う公的機関です。無料相談は平日9:00〜18:00の1670-2545(海外からは+82-2-1670-2545)で受け付けています。英語と中国語のページがあり、申請書をダウンロードできます。英語サイトでは、メールでの申請も受け付けています。日本語の案内は、このページの出典では確認できていません。調停の場で通訳が付くかどうかも、確認できていません。

知っておきたい点は次のとおりです。

  • 期間:損害額の判断は90日以内(最長120日)です。調停が成立すると裁判上の和解と同じ効力があり、仲裁の判断には確定判決と同じ効力があります。
  • 相手の同意:クリニックが、申請書を受け取って14日以内に応じる意思を伝えないと、申請は却下されます。ただし、死亡、1か月以上の意識不明、法令が定める重度の障害の場合は、同意がなくても調停が始まります。
  • 申請の期限:損害と加害者を知った日から3年以内、原因となった行為から10年以内です。
  • 代理人:外国人などは、書面の委任状で代理人を立てられます。家族や弁護士に限りません。
  • ほかの手続きとの関係:同じ紛争がすでに裁判所に出ている場合や、消費者基本法による消費者紛争調停委員会に申請されている場合は、K-mediへの申請は却下されます。ひとつの手続きを選びます。

K-mediが扱うのは医療事故です。内金や料金の紛争は、別の枠組みの話になります。内金の基準は内金とキャンセルの記事を参照してください。

予約前に確認したいこと

  • 通訳は誰ですか(医師本人、コーディネーター、外部の通訳者)。診察、施術中、同意書の説明のそれぞれで、日本語を使えますか。
  • 治療契約書、見積書、同意書は日本語か英語でもらえますか。
  • 外国人患者の受け入れの登録を受けた医療機関ですか(登録証が掲示されているはずです)。医療事故賠償責任保険に入っていますか。
  • 帰国後の連絡方法(メール、メッセージアプリ)と、対応できる言語、返信の目安を教えてください。
  • 診療記録と領収書を、英語や日本語で出してもらえますか。詳しくは診療記録と領収書の記事にあります。
  • 仲介業者(エージェンシー)を使う場合、登録を受けた業者ですか。手数料は誰が、どう払いますか。
  • 日本語対応のクリニックは、日本語対応の美容皮膚科の一覧から探せます。

FAQ

韓国で日本語で医療相談できる公的な窓口はありますか?

KHIDIのメディカルコリア情報センターが、英語・中国語・日本語・ロシア語で医療の相談を受けています。電話は+82-2-1577-7129、毎日9:00〜18:00(韓国時間)です。ソウル駅と仁川空港にもデスクがあります。

1330は日本語に対応していますか?

公式ページには、対応言語と受付時間が書かれていません。二次情報では日本語を含む主要な言語に24時間対応とされていますが、確認できていません。医療の相談は、メディカルコリア情報センターが専門です。

施術後に問題が起きたら、どこに相談できますか?

医療事故は、韓国医療紛争調停仲裁院(K-medi)が調停と仲裁を行い、無料相談は平日9:00〜18:00の1670-2545です。メディカルコリア情報センターも、苦情と紛争の相談を受け、K-mediへの引き継ぎを支援します。

日本語対応のクリニックには、通訳者がいるのですか?

法律の登録要件に、通訳者は含まれていません。日本語対応の表示はクリニック自身の案内なので、通訳は誰が、診察や施術、同意書の説明のどの場面で日本語を使うのかを、予約の前に確認してください。

医療紛争の調停に、申請の期限はありますか?

あります。損害と加害者を知った日から3年以内、原因となった行為から10年以内に申請します。クリニックが14日以内に応じないと却下されますが、死亡や重度の障害などは、同意がなくても調停が始まります。

出典

出典の確認日は2026年10月29日です。電話番号、受付時間、対応言語は変わることがあります。