比較

ウルセラとサーマクールの違い:超音波の機器と高周波の機器を出典つきで比較

ウルセラとサーマクールは、技術もメーカーも違う別の機器です。ウルセラは、Merz社が所有するUlthera社の機器で、画像で確認しながら行うマイクロフォーカス超音波を使います。サーマクールFLXは、Solta Medical社の機器で、単極(モノポーラ)の高周波(RF)を使います。韓国のクリニックはどちらもショット数で料金を示しますが、一方のショットと他方のショットを同じ量とみなす出典は、このページが読んだ範囲にありません。そのため、2つの機器のショット数は直接比べられません。

早見表

機器メーカー技術韓国MFDS/米国FDAの状況ダウンタイム(出典の記載)
ウルセラ、ウルセラ プライムUlthera, Inc.(米国アリゾナ州メサ)。ドイツのMerz Groupの傘下画像確認つきのマイクロフォーカス超音波(MFU-V)。深さ1.5mm、3mm、4.5mmで照射し、トランスデューサーは深さ8mmまでの組織を画像で映すMFDS:Merz Aesthetics Koreaが、集束型超音波刺激システムの医療機器として販売。2016年9月にデコルテの適応が追加。承認番号と日付は、このページの出典では未確認。FDA:2009年のde novo(眉毛のリフト)。その後510(k)で、あご下と首(2012年)、デコルテ(2014年)。プライムの機器は2024年。腹部と上腕(許可書の日付は2025年2月24日)、膝(2026年5月21日)Merzは、ダウンタイムはなく、施術後すぐ通常の活動に戻れると説明。肌が赤く見えることがあり、赤みは数時間で薄れる。軽い腫れ、ピリピリ感、触れると痛む感じが一時的に出る人もいる。臨床試験で報告されたのは、赤み、腫れ、痛み、一時的な神経の症状
サーマクールFLX(サーマクール)Solta Medical(Bausch Health Companiesの美容事業。米国ワシントン州ボセル)単極高周波(RF、6.78MHz)。使い捨てのチップで肌の深部のコラーゲン層を加熱し、肌表面は接触で冷却MFDS:Solta Medical Koreaは、サーマクールがMFDSの許可を受けていると説明。サーマクールFLXの承認番号と日付は、このページの出典では未確認。FDA:510(k) K170758、決定日は2017年9月22日。適応に、目の周りのしわの非侵襲的な治療が含まれ、肌の振動を併用するとセルライトの見た目の一時的な改善が加わるSoltaは、ダウンタイムはほとんど、またはまったくなく、特別なアフターケアは不要と説明。軽い赤みは通常24時間以内に治まる。腫れは通常5日以内に治まるが、数週間続くこともある。施術中に最も多いのは、軽度から中等度の痛み。まれに、水ぶくれとかさぶたを伴うやけど、傷あとの可能性がある

「クリアランス(510(k))」は、承認とは別の手続きです。表にメーカー自身の説明が入っている部分は、独立した根拠ではありません。状況は2026年10月時点で、変わることがあります。使う機器の状況はクリニックに確認してください。

違い

技術

  • ウルセラ:超音波のエネルギーを、肌の下の決まった深さに集め、小さな加熱(凝固)点をつくります。肌の表面は処置しません。トランスデューサーは、1.5mm(浅い真皮)、3mm(深い真皮)、4.5mm(SMAS・広頸筋の層)の3つの深さで照射します。ウルセラ プライムが新しいプラットフォームです。Merz社の発表を伝える業界ニュースは、以前のシステムの全面的なサービスとサポートが、2027年9月30日に終了する予定だと伝えています。
  • サーマクールFLX:非侵襲の単極高周波機器です。Soltaは、自社の単極RF技術の第4世代と呼び、肌の深部のコラーゲン層を加熱して、既存のコラーゲンを引き締め、新しいコラーゲンを促すと説明しています。エネルギーは使い捨てのチップから届き、肌の表面は接触で冷却されます。FLX世代で、エネルギー調整のアルゴリズム(AccuREP)、振動するハンドピース、より大きなチップが加わり、Soltaは施術時間が25%短くなると説明しています。チップは1人の患者にしか使えない使い捨ての医療機器だと、Solta Medical Koreaは説明しています。
  • 韓国では:第1世代のサーマクールは2003年に発売されました。Solta Medical Koreaは、韓国内に設置されたサーマクールFLXが、2025年上半期までに1,000台を超えたと説明しています。

画像確認

ウルセラのトランスデューサーは、施術中に深さ8mmまでの組織を画像で映します。この機能は、トランスデューサーが皮膚に密着しているかを確認し、治療の深さを確かめる(たとえば骨を避ける)ために、FDAにクリアランスされています。Merz社は、ウルセラ プライムを、リアルタイムの画像確認(MFU-V)つきのマイクロフォーカス超音波と説明しています。

このページが読んだサーマクールFLXの出典には、画像確認の記載がありません。施術中に機器が何を映すのかを、クリニックに聞いてください。

承認の状況

  • ウルセラ、米国FDA:最初の許可は、2009年9月11日付のde novo(新しい種類の機器の分類)で、眉毛を上げる非侵襲の美容治療(to lift the eyebrow)でした。510(k) K121700(2012年10月2日)で、あご下と首のたるんだ組織のリフトが、K134032(2014年6月20日)で、デコルテの線としわの改善が加わりました。K233996(2024年2月22日)は、プライムの機器です。K243035(許可書の日付は2025年2月24日、Merz社の発表は2025年11月5日)で、腹部と上腕の前面・後面の肌のたるみの見た目の改善が、K260618(許可書の日付は2026年5月21日、発表は2026年8月11日)で、膝が加わりました。現在の適応は、眉毛、あご下と首、デコルテの線、腹部、上腕、膝です。
  • サーマクールFLX、米国FDA:510(k) K170758、決定日は2017年9月22日、Class IIです。RFのみの適応に、上まぶたと下まぶたを含む目の周りのしわの非侵襲的な治療("Non-invasive treatment of periorbital wrinkles and rhytids including upper and lower eyelids")があります。RFと肌の振動を併用すると、セルライトの見た目の一時的な改善("Temporary improvement in the appearance of cellulite")が加わり、許可には筋肉痛の緩和と局所の血行に関する項目も含まれます。FDAの概要書は、非臨床(ベンチ)試験の結果から、以前のThermage CPTシステムと実質的に同等だと述べています。
  • 許可は、許可書の文言の範囲だけです:どちらの機器でも、FDAの許可は「リフトアップできる」という主張ではありません。
  • 韓国(MFDS):ウルセラは、Merz Aesthetics Koreaが集束型超音波刺激システムの医療機器として販売し、MFDSは2016年9月にデコルテの適応を追加しました。ウルセラ プライムも、リアルタイムの画像確認つきで同じ形で販売されています。Solta Medical Koreaは、2003年のThermaCool TCから現在のサーマクールFLXまで、サーマクールが米国FDAと韓国MFDSの許可を受けていると説明しています(2025年11月3日のプレスリリース)。これはメーカーの説明で、このページが確認したFDAの記録は510(k)のクリアランスです。ウルセラ、ウルセラ プライム、サーマクールFLXのMFDS承認番号と日付は、確認できていません。

ショット、ライン、REP

韓国のクリニックは、どちらの機器もショット(韓国語で샷、syat)で示すため、料金表では1つの言葉が2つの機器を指します。メーカーや論文は、別の言葉を使います。ウルセラの論文はライン(line)で数え、サーマクールのチップにはREPが表示されます。次の数字は、研究とFDAの機器データベースにあるもので、推奨ではありません。数は医師が決めます。

  • ウルセラ:韓国の皮膚科の研究では、顔1回につき400〜500ショット(平均420ショット)でした。韓国の専門家は、アジア人男性の顔全体と首の上部に、600〜800ラインを提案しています。標準的なプロトコルを扱う論文は、顔全体の1回の施術で800〜1,200ラインと説明しています。ウルセラ プライムのアジア太平洋の小規模な症例シリーズでは、患者1人につき650ライン以上でした。
  • サーマクールFLX:FDAの機器データベースには、トータルチップ4.0cm²が300、600、900 REP、トータルチップ3.0cm²が400、600、900、1,200 REP、アイチップ0.25cm²が225、450 REPと載っています。アジア太平洋8か国の医師204人(韓国90人)の調査では、600 REPと900 REPの4cm²チップが同じくらい多く使われていました。まぶたの研究では、アイチップで450ショット(まぶた1つにつき225ショット)が使われました。Soltaの医療従事者向けページは、トータル、アイ、ボディのチップを紹介していますが、部位ごとのREP数は示していません。

これらは、別の機器の別の単位です。一方の機器のショット、ライン、REPを、他方と同じ量とみなす出典は見つかっていないため、一方の600ショットを他方の600ショットと同じに読むことはできません。使う機器でショットが何を意味するのかを、クリニックに聞いてください。詳しくは、ウルセラのショットと料金ガイドとサーマクールのショットと料金ガイドをご覧ください。

ダウンタイムと回数

どちらのメーカーもダウンタイムは小さいと説明しており、これはメーカー自身の説明です(表を参照)。Merz社は、ウルセラを、1回の、個人に合わせた施術として案内しています。臨床研究では、治療後90日の写真で結果を比べました。結果は数か月かけて現れます。Soltaは、サーマクールは1回の施術で通常は十分で、結果は2〜6か月かけて徐々に現れ、肌の状態と加齢によって1〜2年続くと説明しています。Soltaは、ほとんどの施術は部位により30〜60分かかるとしています。2026年のレビューは、サーマクールFLXは1回で行われ、3回で行う一部の他のRF機器とは違うと述べています。このページの出典には、ウルセラとサーマクールを直接比べた研究はありません。回数は、診察のうえ医師が決めます。

クリニックの料金の示し方

韓国のクリニックは、どちらもショット数で料金を示します。機器も単位も違うため、ショットあたりの料金は、同じ機器の中だけで比べてください。

このディレクトリの公表料金

次の表は、機器ごとに、公開されている通常料金の下限と上限を示します。ショット数、チップ、部位など、金額の単位と条件が違うため、項目を確認してから比べてください。

項目掲載クリニック公開されている通常料金 (最安)公開されている通常料金 (最高)
ウルセラ
울쎄라
18300,000ウォン(約35,500円)
ユジンスクリニック · Eye Ultherapy 100 shots (add-on) · 税込・税別の表記なし
5,100,000ウォン(約604,000円)
ダミクリニック · Ultherapy Prime (body) 1,500 shots · 税別
サーマクール
써마지
13890,000ウォン(約105,000円)
ダミクリニック · Eye Thermage 225 shots · 税別
4,500,000ウォン(約533,000円)
明洞クリィムクリニック · Thermage FLX 900 shots · 税別

情報はこのページ下部の出典、料金は各クリニックが公開している料金表によります(2026年10月29日までに確認)。製品・量・付加価値税の扱いはクリニックごとに異なります。

クリニックに聞くこと

順位づけではなく、予約前に聞くとよい質問です。選ぶのは、診察のうえ医師です。

  • どの機器と世代を使いますか(ウルセラ、ウルセラ プライム、サーマクールFLX、以前のサーマクール)。
  • この機器で1ショットは何を指しますか(ライン、パルス、REP)。料金に何ショットが含まれ、どの部位に使いますか。
  • サーマクールなら、どのチップ(サイズとREP数)ですか。ウルセラなら、どの深さのトランスデューサーですか。
  • 機器が組織を画像で映す、とクリニックが言う場合、それは何を指し、実際に見せてもらえますか。
  • 機器とチップ(トランスデューサー)が正規品であることを、どう確認できますか(정품 인증、正規品認証)。サーマクールは、新しい使い捨てチップを開けて使うかを聞いてください。
  • 医師はどんな経過を想定し、何回、どのくらいの間隔を勧めますか。
  • 誰が施術しますか。院長が施術すると料金は変わりますか。
  • 料金は税込ですか、税別ですか(부가세 별도は、表示の料金に付加価値税が別にかかる意味です)。通常料金ですか、イベント料金ですか。

ウルセラとサーマクールのページもご覧ください。

よくある質問

ウルセラとサーマクールは何が違いますか?

技術が違います。ウルセラは、Merz社が所有するUlthera社のマイクロフォーカス超音波の機器で、画像確認ができます。サーマクールFLXは、Bausch Health傘下のSolta Medical社の単極高周波の機器です。どちらもショットで料金を示しますが、ショット数は比べられません。

どちらがFDAの許可を受けていますか?

どちらも、用途の違う米国FDAの許可があります。ウルセラは2009年のde novoから始まり、現在の適応は眉毛、あご下と首、デコルテの線、腹部、上腕、膝です。サーマクールFLXは2017年に510(k)でクリアランスされ、適応に目の周りのしわがあります。許可はリフトアップの主張ではありません。

ウルセラとサーマクールのショット数は比べられますか?

比べられません。クリニックはどちらもショットで数えますが、ウルセラの論文はライン、サーマクールのチップはREPで示します。一方のショット、ライン、REPを他方と同じ量とみなす出典はありません。同じ機器の中だけで比べ、ショットの意味とチップ、トランスデューサーをクリニックに聞いてください。

ダウンタイムはありますか。何回受けますか?

Merz社はウルセラにダウンタイムはないと、Soltaはサーマクールのダウンタイムはほとんどないと説明しています。Soltaは、腫れは通常5日以内に治まるとしています。Merz社はウルセラを1回の施術、Soltaはサーマクール1回で通常は十分と案内しています。すべてメーカーの説明で、回数は医師が決めます。

ウルセラは施術中に組織を画像で映しますか?

ウルセラのトランスデューサーは、深さ8mmまでの組織を画像で映します。FDAは、トランスデューサーの密着と治療の深さ(たとえば骨を避ける)の確認のために、この機能をクリアランスしました。サーマクールFLXの出典には、画像確認の記載がありません。

出典

出典の確認日は2026年10月29日です。料金は、このディレクトリのクリニックがそれぞれの料金表で公開している通常料金で、更新のたびに確認しています。承認の状況は変わることがあるため、最新の情報は公式のデータベースで確認してください。このページは情報の提供であり、医療上の助言ではありません。